10万円以下の自作PCを考えてみた(2023年3月版)

 ツクモ、アプライド、パソコン工房、どこの広告を見ても、BTOのゲーミングPCはどれも14万円~ GeforceRTX3080搭載になると20万円越えも当たり前に見るようになりました。しかし、そんなに高価か?と思い、10万円以下のゲーミングPCの構成を考えてみました。なお、液晶モニタ、キーボード、マウスは除きます。


○CPU

できれば格安となっている一世代前の型式を選びたいところ。

AMDであればRyzen5600 20,000円

intelであればcore i5 12400F 23,000円

○マザーボード

上記CPUに合う、ミドルレンジのマザーボードは以下のとおり

どちらも、電源フェーズ、ゲーミングに必要最低限の機能は備わっている。

AMD B550チップ搭載

→ASrock B550M Steel Legend 18,000円

intel B660搭載

→ASUS TUF GAMING B660M-PLUS D4 18,000円

○メモリー

高負荷な動画編集をしなければ8G×2枚の16Gで十分。16Gクラスが5000円前後で買えるようになりました。

DDR4-3200

crucial CT2K8G4DFRA32A 5000円

○グラフィックボード

Geforce GTX1660SUPERであれば消費電力120Wで大抵の3Dゲームはプレイ可能。

GeForce GTX 1660 SUPER AERO ITX OC 30,000円

○電源

CPU、グラフィックボードが上記構成なら650Wあれば十分。こだわりがなければ80 PLUS Bronzeで問題なし。PC内の配線をすっきりさせたいならできればフルモジュラーかセミモジュラータイプを選びたいところ。

玄人志向の以下の製品であれば、この価格で内臓の電解コンデンサはすべて105℃耐熱の日本メーカー製が搭載され、信頼性が高そうです。また、セミモジュラータイプとなっています。

玄人志向 KRPW-BK650W/85+ 7,300円


○ストレージ

システムドライブとしては、SSD 500GBあれば十分。

M2.2280 PCI Exに対応を選ぶならWDかcrucial、KIOXIAあたりを選んでおけば間違いない。

WD Blue SN570 NVMe WDS500G3B0C 5,000円

○PCケース
上記のマザーボードの規格はM-ATXなので、M-ATX以上の規格のケースで6000円~8000円台で選びたいところ、5.25インチベイの有り無し、側面がシースルーかどうか好みで選べばよい。

・SILVERSTONE SST-PS16
・COOLER MASTER MasterBox MB400L With Odd MCB-B400L-KG5N-S00
・ANTEC P5


 以上の構成でPCは起動可能。それぞれの部品の金額を合計すると、93,000円~96,000円
さらにOSのWindows 11 HOMEのパッケージ版を用意するなら、TSUKUMOで15,680円で購入可能だ。
 各パーツのランクをもう一つ下げればさらに1万~1万5千ほど安くすることは可能だと思う。上記構成を基準にパーツのランクを上げたり、下げたりしながらパーツを選ぶと良いと思う。


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